モーニング大腸カメラはじめました。

2022.03.18

名古屋市中川区名鉄山王駅前の水野クリニックです。


突然ですがみなさん。
大腸カメラって1日がかりの検査というイメージはありませんか？

多くの場合、朝から下剤を飲んで、便がスッキリ出た午後から検査を行うことがほとんどです。


でもこの方法では検査に1日かかってしまいます。


当院は名古屋駅や金山駅から電車で5分というアクセスもあり、多くのビジネスマンの方に大腸カメラを受けていただいております。


また家事や育児で忙しいお母さんにもなんとか都合を合わせて検査をしていただいている状況です。

・仕事で忙しいのに丸1日休むのは会社に申し訳ない。

・午後は子供のお迎えがあって検査できない。

・検査だけで１日つぶれるのは時間がもったいない。

こういった声を受け、この度午前中に検査が完結するようにモーニング大腸カメラをはじめました。

モーニング大腸カメラのメリット

・午前中に検査が完結するため午後から仕事に行ける。

・朝お子さんを保育園にあずけて、その間に検査を済ますことができる。

・昼までに検査が終わるため、午後は自由にスケジュールを組める。

午前中に大腸カメラを受けたからといって検査の質が落ちるわけではありません。

ご希望の方には鎮静剤の使用や日帰りポリープ手術、胃カメラとの同日検査もお受けしております。

モーニング大腸カメラの方法

大腸カメラを受けるに当たって、事前に下剤を飲んで腸内の便をスッキリきれいにしておく必要があります。

モーニング大腸カメラの問題点を１つ挙げるとするならば、下剤を飲みはじめる時刻が早いことです。

ここは１つ患者様にご協力をいただきたいところでございます。

下剤は検査当日の朝5時から飲み始めます。

検査前日の21時までに食事を済ませ、寝る前に20ccの下剤を飲みます。

検査当日朝5時より1.5-2Lの下剤を服用いただき、午前9時に来院いただきます。

便が十分きれいになっていたら大腸カメラを開始いたします。

この方法では患者様には朝早い時間から下剤を飲んでいただくこととなります。

だいたい1−2時間でひとしきり便が出てしまえば、それほど便意はないのでご安心ください。

【具体例】

午前5時　：　下剤を飲みはじめる。
午前9時　：　来院
午前9時半：　大腸カメラ開始
午前10時 ：　検査終了後説明し帰宅
※鎮静剤を使用したり、ポリープを複数切除することとなった場合は終了時刻は変わってまいります。

対象となる方

モーニング大腸カメラを受けていただくには条件がございます。

・便秘ではないこと（毎日1回は排便のある方）

・自宅で下剤を飲むことができる方

・早起きが得意な方

モーニング大腸カメラの予約方法

モーニング大腸カメラをご希望の方はお電話でご予約ください。

電話番号：　052-321-6010

大腸カメラをもっと身近に

大腸がんは依然として我が国のがん患者数のトップに君臨しています。

症状のないうちに大腸カメラを受けてポリープを切除しておけば、絶対ではないですが高い確率で大腸がんを防ぐことができます。

ただどうしても大腸カメラって検査のハードルが高いと思われがちなんです。

下剤を飲んだり、丸１日検査で拘束されたり、お腹が張って苦しいなど・・・。

当院では大腸カメラへのハードルを限りなく低くする努力をしております。

下剤を飲まない大腸カメラや鎮静剤を使ってより快適に検査をしていただくことができます。

１人でも多くの方が大腸がんで苦しまないためにも少しでも興味を持っていただけると幸いです。