下剤を飲まない大腸カメラとは?
大腸カメラを受ける際は、事前に2リットル近い下剤を飲んで腸の中をきれいにする必要があります
この下剤を飲む工程は多くの方にとって1つの関門となります。
当院ではどうしても大腸カメラ前の下剤を飲めない方のために、下剤を飲まない大腸カメラを行っております。
目次
以前下剤を飲んで気持ち悪くて吐いてしまった。
一度に1リットル以上も水分を飲むことができない。
下剤の味がどうしても合わず飲みたくない。
以前大腸カメラを受けた時に、どうしても下剤を飲むのが辛かったという方の選択肢としてご案内しております。
内視鏡的腸洗浄液注入法とは同日に胃カメラと大腸カメラを受けていただく方に限り、胃カメラの検査終わりに胃・十二指腸から直接下剤を注入して大腸カメラの前処置を行う方法です。
これにより下剤を飲まずに大腸カメラを受けていただくことができます。
・大量の下剤を飲む必要がない
・通常より腸がきれいになるのが早いこともある
・同日に胃カメラと大腸カメラを受ける方に限る
・検査を受けられない場合もある
※下剤を飲まない大腸カメラを受けることができない方
・70歳以上の方
・慢性的に便秘のある方
・腸が閉塞(つまっている)している可能性がある方
下剤を飲まない大腸カメラをご希望の方は、まず当院へお電話でご連絡をください。
TEL: 052-321-6010
大腸カメラを受けていただく前に、一度診察のために受診をお願いしております。
現在の症状、内服薬、過去の病気などをうかがった上で安全に検査をすすめさせていただくためです。
鎮静剤を使用した内視鏡検査をご希望の方で、直近半年前までの血液検査結果のある方は持参ください。
検査前日は夜21時までに消化に良いものをお済ませください。
寝る前に20ccほどの下剤を飲んでいただきます。
検査当日の朝食は抜いてご来院ください。
のどが乾くので、水やお茶などの透明な水分は飲んでいただいて大丈夫です。
検査前に鼻、のどの麻酔を行い検査に備えます。
まずは鼻から胃カメラを行います。
胃の観察が終わったら、胃・十二指腸より下剤を注入いたします。
検査時間は胃カメラと下剤を注入する時間を合わせて10-15分程度です。
下剤注入後20-30分程度で便意が出現します。
便がきれいになるまで水分を500ml程度飲んでいただきます。
便がきれいになってたら大腸カメラを受けていただきます。
麻酔をご希望の方は点滴から麻酔薬を投与します。
検査が終わったら、その日のうちに結果をご説明いたします。
ポリープ切除や生検を行った場合は、後日病理結果を聞きに来ていただきます。
わからないことや不安なことはなんでもお聞きください。
休診日木曜午後/土曜午後/日・祝祭日 最終受付は診療終了の15分前となります。
胃→胃カメラ 大腸→大腸カメラ
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