大腸カメラはお尻を見られるから恥ずかしい?
こんにちは。
名古屋市中川区水野クリニックの水野創太です。
皆さんは女性のがん死亡者数No1が大腸がんというのをご存知でしょうか?
女性ではどうしても乳がんが注目されがちですが、大腸がんも忘れてはいけないがんです。
ですので女性にこそ是非大腸カメラを受けていただき、大腸がん予防をしていただきたいんです。
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とはいえ女性にとって大腸カメラを受けるというのはいくつかハードルがあります。
その中でも特に「検査の時にお尻を見られるのが恥ずかしい」という声がとても多い。
今日はその疑問を解いていこうと思います。
目次
①
検査用のパンツを履くのでお尻は見えない
②
見るのはお尻ではなく腸の中
③
肛門の観察はそれほど長くない
④
検査室は暗い
大腸カメラを受けるときは専用の検査パンツを履いていただきます。
パンツは紙でできており、後ろ側にカメラを挿入できるようにスリットが入っています。
お尻を丸出しにして検査を行っている姿をイメージされる方が見えますが安心してください。
検査の前も後もお尻を他の人に見せることはありません。
検査中は全くと言っていいほどお尻を見ることはありません。
あくまで見るのは腸です。
内視鏡で映し出された腸の画像をモニターで確認しながら検査をすすめます。
検査をする医師は腸のヒダとヒダの間に隠れた小さなポリープを見逃さないよう目を皿にして集中しています。
また介助をしている看護師さんも患者さんの状態の管理やポリープ切除処置に集中しています。
ですので検査をする医師も看護師さんもお尻をジロジロ見ることはないので安心してください。
お尻は見られないとしても、肛門を見られるのはちょっと恥ずかしいという方も多いのではないでしょうか。
僕も昔肛門が痒くなって父に診てもらった時はとんでもなく恥ずかしかった経験があります。
肛門の症状で受診された方の場合、むしろしっかりと観察をすることが患者さんのためだと考えています。
大腸だけじゃなく、肛門の観察も同時に行えるのがカメラ検査のメリットの1つです。
ただ異常所見がない場合、肛門の観察にはそれほど時間はかけません。
内視鏡検査はモニター画面を見ながら行います。
基本的にどの施設でも部屋を薄暗い状態にして検査を行います。
その方が画面が見やすいし、集中できるからです。
明るい部屋で検査をされるのはちょっと恥ずかしいですが、少し暗い部屋ですので大丈夫です。
大腸カメラでは基本的にお尻は見られません。
でもやっぱり恥ずかしいなという方はぜひご相談ください。
もちろん男性の方でも恥ずかしいと思われる方はたくさん見えるので、男性の方のご相談もお待ちしております。
当院では最終的に患者さんに受けて良かったと思っていただけるような検査を心がけております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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